【西洋ナシ】
収穫量は2万6200t、出荷量は2万3200tで前年よりそれぞれ7400t(22%)、6400t(22%)減少した。
10a当たり収量は前年より20%低い1600kgで、高温・少雨により果実肥大が抑制されたことなどが要因。
結果樹面積は生産者の高齢化による廃園などの進行で前年比40ha(2%)減の1640haとなった。
収穫量がもっとも多い都道府県は山形県で、全体の約7割を占めている。
【カキ】
収穫量は18万9400t、出荷量は15万5100tで前年よりそれぞれ6万8600t(27%)、5万7000t(27%)減った。
収穫量割合の多くを占める和歌山、奈良、福岡県などで開花期の天候不順が影響し、10a当たり収量は前年を26%下回る846kgとなった。
結果樹面積も前年比300ha(1%)減の2万2400haとなった。
【クリ】
収穫量は2万3500t、出荷量は1万7100tで前年よりそれぞれ1800t(8%)、1500t(10%)増えた。
結果樹面積は生産者の高齢化によって前年から400ha(2%)減少して2万1700haとなったが、10a当たり収量は収穫量1位の茨城と2位の熊本で開花期の天候に恵まれたため前年比10%増の108kgとなった。