統計

統計

一覧に戻る

国産米は「おいしい」、「安全」で高評価  パルシステム生協連が調査

 パルシステム生協連は5月初旬に実施した、「お米に関する調査」結果を5月23日発表した。

 5月2日から8日間、携帯電話でのインターネットリサーチによって調査し、2059歳の男女1000人の回答をまとめた。

◆国産米は「世界一おいしい」98%

 国産米についてどのように感じているかの調査では「世界一おいしいお米だと思う」に98.3%、「国産のお米無しの生活は考えられないと思う」に97.3%、「日本の田んぼを守っていくべきだと思う」に98.6%、「世界一安全なお米だと思う」に96.7%の人が「あてはまる」と答えた。特に前記3項目は「とてもあてはまる」人が8割を超え、国産米への評価の高さがうかがえる。
 また、田植えの経験がある人は46.3%で、今後自分の子どもに体験させたいと思う人は79.5%だった。特に子どもがいる人は82.1%と回答率も高くなっている。

◆米食平均回数は1日2食

 1週間(7日間)でお米を食べる回数を聞いた調査では、もっとも多かったのが「1420食」で58.8%だった。次は「713食」の26.8%で、「6食未満」は5.0%、「21食以上」は9.4%だった。これらを平均すると14.0回で1日あたり2食お米を食べていることになる。

◆「米粉パン」女性に人気

 お米から作られる食品・加工品についてどのくらい好きかを聞いたところ、「好き」との回答がもっとも多かったのがビーフンやフォーといった「米粉麺」(63.5%)で、次に「米粉パン」(50.8%)、「日本酒」(49.6%)と続く。
 「米粉パン」が「好き」な人は、男性が約4割なのに対し、女性は60.2%となり、女性に人気が高いことがわかった。
 東日本大震災後購入した非常食は「パックごはん」20.8%、「アルファ化米」3.6%で、実際食べた人は15.3%、2.2%となった。

(2011.05.25)