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チーズ消費量伸びる 国産割合は微減  平成22年度のチーズ需給表

 農水省は6月10日、平成22年度のチーズ需給表を発表した。22年度は総消費量が前年度比3.5%増の26万1433t、国産ナチュラルチーズ生産量は同2.7%増の4万6242tだった。

 国産ナチュラルチーズ生産量の内訳は、プロセスチーズ原料用が同4.4%増の2万6385t、直接消費用が0.6%増の1万9857t。
 輸入ナチュラルチーズ総量は同3.6%増の18万9466tで、プロセスチーズ原料用は同3.5%の6万4439t、直接消費用は同3.6%増の12万5027tだった。
 プロセスチーズの消費量は、国産が同3.8%増の10万7172t、輸入が同5.2%増の9377tだった。
 直接消費用ナチュラルチーズで、輸入量が大きく伸びたことなどから、チーズ総消費量に占める国産の割合は前年より0.1%減って19.0%と、2年連続で前年度比を下回った。
 プロセスチーズ原料用チーズにおける国産割合は同0.2%増の29.1%と、4年連続で伸びた。

(2011.06.13)