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小麦の収穫量10%増

 農水省は10月4日、平成23年産麦類の都府県の作付面積と収穫量を発表した。

 4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、はだか麦)の作付面積は15万4000haで前年比3100ha・2%増、収穫量は40万9000tで同3万1900t・8%増だった。
 このうち小麦は、作付面積9万2300haで同1700ha・8%増、収穫量が24万5000tで同2万3100t・10%増だった。10aあたり収量は265tだった。
 小麦の作付面積は九州が3万4000haで同1100ha増と大きくのびた。県別で大きく増えたのは、三重が350ha増やして5990ha、福岡が300ha増やして1万5100ha、次いで熊本270ha増、大分260ha増となっている。一方、面積を減らしたのは青森が330ha減で1900ha。そのほか100ha以上減ったのは、栃木130ha減、埼玉120ha減、群馬100ha減となっている。

(2011.10.14)