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ソバの作付面積大幅に増加  農水省統計

 平成23年産ソバの作付面積は前年に比べ18%増加したと、農水省が1月31日発表した。

 ソバの作付面積は5万6400haで前年比8700haの増加。これは農業者戸別所得補償制度の本格実施に伴い作付けが増えたことによる。
 収量は10a当たり57kgで前年産を8%下回った。北海道などで秋雨前線による長雨や台風12・15号などによる倒伏や脱粒などの発生が多かったことによる。
 収穫量は3万2000tで前年比2300t(8%)増えた。10a当たり収量は減ったものの作付面積が増えたため。
 作付面積は20年まで着実に増加したが、21年には低下。22年にはまた増えた。
 ソバは需要の7割強が輸入。貿易統計によると、18年の78・3%から22年には70・3%と減少している。輸入先は中国からが圧倒的に多い。次いで米国。

ソバの作付面積、10a当たり収量・収穫量の推移

(2012.02.03)