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飼肥料作物の作付け増える  農水省調査結果

 平成23年産の飼肥料作物の作付(栽培)面積は前年に比べ2%増加したと農水省が1月31日発表した。

 作付(栽培)面積は103haで、前年比1万8000ha(2%)増加した。
 内訳は、飼料用が93万3000haで、2万1600ha(2%)増加した。
 作物別では、牧草が75万5100haで4000ha(1%)減少した。これは青刈りトウモロコシやソバなどへの転換があったためである。
 青刈りトウモロコシは9万2200haで前年並み。その他の青刈り作物は2万4900haで39%増加。これは農業者戸別所得補償制度の本格実施に伴いホールクロップサイレージ(WCS)用稲の作付けが増えたためだ。
 その他飼肥料作物は3万4400haで1万9100ha(125%)増えた。戸別補償の本格実施に伴い飼料用米の作付けが増えたためで、ここにはシロカラシ、ヒマワリ(景観緑肥用)、飼料用米などが含まれている。

平成23年産飼肥料作物作付(栽培)面積

(2012.02.03)