春野菜の作付面積は3万6600haで前年産並みとなった。収穫量は195万2000tで前年産に比べ2%増加した。
夏秋野菜の作付面積は6万8400haで前年産比1%減少した。収穫量は227万9000tで前年産比1%増加した。
さらに詳細をみると、23年産の春野菜は、前年に比べ比較的天候に恵まれたことから、収穫量が増加した。前年産は2〜3月にかけての日照不足などにより作柄が悪かった。
また23年の夏秋野菜は比較的天候に恵まれて収穫量が増加した。前年産は7月下旬以降の高温などにより作柄が悪かった。
品目別に見ると、作付面積が増えたのは春キャベツ、春ネギ、秋ニンジンだけ(増加率は1〜2%)、前年並みも5品目だけ。あとの13品目はすべて減少(減少率1〜4%)だった。