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23年春夏秋野菜は収穫量増える  農水省統計

 農水省は平成23年産の春野菜、夏秋野菜などの作付面積、収穫量、及び出荷量を4月26日発表した。

 春野菜の作付面積は3万6600haで前年産並みとなった。収穫量は195万2000tで前年産に比べ2%増加した。
 夏秋野菜の作付面積は6万8400haで前年産比1%減少した。収穫量は227万9000tで前年産比1%増加した。
 さらに詳細をみると、23年産の春野菜は、前年に比べ比較的天候に恵まれたことから、収穫量が増加した。前年産は2〜3月にかけての日照不足などにより作柄が悪かった。
 また23年の夏秋野菜は比較的天候に恵まれて収穫量が増加した。前年産は7月下旬以降の高温などにより作柄が悪かった。
 品目別に見ると、作付面積が増えたのは春キャベツ、春ネギ、秋ニンジンだけ(増加率は1〜2%)、前年並みも5品目だけ。あとの13品目はすべて減少(減少率1〜4%)だった。

(2012.04.28)