農水省は平成23年産リンゴの栽培面積などを5月17日発表した。
結果樹面積は3万7800haで、前年産に比べ300ha(1%)減少した。生産者の高齢化にともなう廃園などが進んだことによる。 10a当たり収量は1730kgで前年産に比べて16%下回った。これは青森県などで花芽が不足し、着花数が減少したことなどによる。 収穫量は65万5300t、出荷量は58万2000tで前年産に比べ、ともに17%減少した。 都道府県別にみた収穫量割合は青森県が56%、長野県が21%となっており、この2県で全国の約8割を占めている。
(2012.05.21)