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生産者受取価格が1ポイント上昇  農水省の青果物経費調査

 農水省は平成22年度の食品流通段階別価格形成調査(青果物経費調査)の結果を6月末に発表した。

 小売価格に占める生産者の受け取り価格の割合は46%で、前年度に比べ1ポイント上昇した。調査対象は16品目平均。
 流通経費で最も大きいのは集出荷団体経費で、うち出荷運送料が33%、仲卸経費と小売経費は給料手当てが41%、51%となっている。
 青果物平均(対象16品目)の集出荷・販売経費(100kg当たり)は5919円で、販売収入に占める経費の割合は36%、うち集出荷経費は19%、販売同17%となっている。
 野菜平均(対象14品目)の集出荷・販売同は5646円で、経費の割合は37%。うち集出荷経費が19%、販売経費が18%となっている。
 果実平均(対象2品目)集出荷・販売経費は7900円で経費の割合は31%、うち集出荷経費が20%、販売経費が11%となっている。

青果物の各流通段階の価格

(2012.07.06)