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大豆生産振興の課題と方向

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大豆生産振興の課題と方向
著者
梅本雅・島田信二 編著
発行所
農林統計出版
発行日
2013年3月10日
定価
2600円+税
電話
03-3511-0058
評者
久保田治己 / JA全農総合企画部次長
 「大豆」という作物は、3つの意味で重要である。第1に、日本人にとっては極めて重要な蛋白源で伝統的な加工食品の原料であること。第2に、レスター・ブラウンが指摘した「誰が中国を養うのか」との課題に解答を出した品目であること。そして第3に、もしかしたら今後世界を飢餓から救い、過食による健康被害からも救ってくれるかも知れない品目でもあること、だ。

重要な蛋白源として振興を提唱

 本書は、第1の点については、過去20年で納豆の消費が3倍に増加し、その理由が健康志向であり、また、国産大豆の納豆を嗜好する消費者は価格変動にはほとんど影響されていない事実を指摘している。第2の点については、南米の増産については記述されていないが、米国の反収増加に向けた努力がわが国のそれよりも遙かに緻密な努力の積み重ねであることを指摘している。
 また、日本の生産者と実需者との直接取引など優れた事例も多く紹介され、国内の大豆に興味がある読者にとっては好書である。
 ただ、最も重要な第3の点については、あとがきの中で解析にまで至らなかったことを述べているに過ぎない。わが国の伝統的な豆腐や納豆として蛋白質を摂取する食習慣の知恵は、エネルギー効率からも健康上からも世界に誇れる食文化であることから、それを世界に広めることがわが国の努めと考えるが、このような論点での続編に期待したい。

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