【コラム・消費者の目】高熱の原因は?2016年9月7日
土曜日の午前中にキャベツの植え付けを済ませた後、ひどい眠気におそわれました。昼寝をしたら、すっかり夕方まで寝込んでしまい、目が覚めると汗びっしょり。その夜も寝汗がひどかったのですが、近づいてくる台風に気を取られて気にもしていませんでした。その晩も寝汗がひどかったので、念のため熱を測ってみたら38.5度。こんな熱を出したのは何10年ぶりでしょう。
◇ ◇
出社すると高熱が出ておなかの調子が悪くて同僚2人が会社を休んでいました。一人は金曜日から、もう一人は土曜日から熱が出てひどい下痢に見舞われたとのこと。2人は、私を含めて前の週の水曜日に焼き鳥屋に行ったメンバーです。嫌な予感は見事に的中し、私のおへそから下の部分がしくしくと痛くなってきました。
◇ ◇
Yahooで調べてみるとカンピロバクターによる食中毒の症状にそっくりです。「鳥刺し」や私達が食べた「たたき」はリスクがあるとも書いてあります。食中毒というのは悪いものを食べたら症状がすぐに出るものだと思っていました。しかし、このカンピロバクターは潜伏期間が1~7日間と他の食中毒菌に比べると長いのが特徴です。胃腸は丈夫な方だと思っていたので、まさか食中毒だとは思っていませんでした。
◇ ◇
病院に行くと、「悪いものを出し切れば治りますよ」ということ。徐々に熱も下がりお腹の痛みもなくなりましたが、2日間の絶食で体重が2㎏も落ちてしまいました。カンピロバクターは鶏の消化管内に比較的高い率で生息していて、鳥自体には無害なので検査で排除はできないそうです。食中毒を防ぐ確実な方法はよく加熱してから食べるということしかなさそうです。ああ、あの鳥のたたきはおいしかったなあ。
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日