【地方自治にひとこと】新潟ショックは広がるか2016年11月16日
10月19日の新潟県で、野党推薦の米山氏が与党推薦の森氏を大差で破り新潟県知事に当選した。新潟ショックとマスコミで報道されたが後のフォローが少ない。
3期12年務めた泉田前知事が突然選挙に出ないと言い出した。新潟市に次いで大きい長岡市の前市長、全国市長会長など歴任した森氏が早々と手を上げて、当選確実と予想されていた。民進党の自主投票も影響した。
後出しじゃんけん、医師で弁護士という米山氏が野党推薦を受け、名乗りを上げた、選挙日が近づくに連れ、森氏を追い上げていると報道されるようになった。争点が明確だった。
米山氏は魚沼出身で、日本一うまい米の魚沼産コシヒカリをTPPと原発再稼働から守ろうという主張がわかりやすかった。新潟県柏崎の原発は、世界一の規模を誇る。だが経営は東京電力であり電気は全て東京に送電される。新潟県内は東北電力である。もし、原発に事故がおきれば、風評被害で魚沼の米を含む新潟の農業は壊滅である。
佐渡島は観光と農業で生きる島である。放射能被害は80キロメートルまで及ぶといわれる。柏崎と佐渡は釣り竿で届くと民謡の佐渡おけさで唄われるように50キロしか離れていない。与党候補が当選すれば柏崎原発は即再開されると県民は懸念した。新潟県民はTPPにも原発再開にも反対だったことがわかる。
この選挙は既成の政治エリートに失望した県民の本音の表明といえよう。トランプ氏に託したアメリカの大統領選挙にも通ずる。県民本位の新潟知事選挙だった。
重要な記事
最新の記事
-
【飲用乳価2年ぶり4円上げ】関東先行、全国で決着へ 問われる牛乳需要拡大2025年4月3日
-
【JA人事】JAみねのぶ(北海道)伊藤俊春組合長を再任(3月27日)2025年4月3日
-
農業・食料関連産業 7.9%増 124兆6926億円 23年2025年4月3日
-
トランプ大統領「日本は米に700%関税」発言 江藤農相「理解不能」2025年4月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」外交の生贄はコメと乳製品2025年4月3日
-
旧暦・新暦の2回あった行事【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第334回2025年4月3日
-
宮崎都城市が5年連続1位 2023年市町村別農業産出額 農水省2025年4月3日
-
【第46回農協人文化賞】受賞候補者推薦のお願い2025年4月3日
-
【現場で役立つ基礎知識】全農土づくりセミナー総合討論から 水稲の高温対策へ基本は根張り重視(1)2025年4月3日
-
【現場で役立つ基礎知識】全農土づくりセミナー総合討論から 水稲の高温対策へ基本は根張り重視(2)2025年4月3日
-
越後姫プレゼントキャンペーン開催中 応募は4月20日まで JA全農にいがた2025年4月3日
-
乳しぼり体験と牛乳の飲み比べ「AKASAKAあそび!学び!フェスタ」に初登場 JA全農2025年4月3日
-
JA全農「スキみる」マッチョによるスキムミルクレシピの料理動画を公開2025年4月3日
-
開発途上地域の農林水産業研究を紹介 一般公開イベント開催 国際農研2025年4月3日
-
「令和7年3月23日に発生した林野火災」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年4月3日
-
【組織変更および人事異動】フタバ産業(4月1日付)2025年4月3日
-
バイオスティミュラント肥料「アンビション G2」販売開始 バイエルクロップサイエンス2025年4月3日
-
子どもの収穫米を子ども食堂に提供 新しいカタチのフードドライブ 相模原市2025年4月3日
-
「放牧をまんなかに。」 ファームエイジが新ロゴとタグライン 創業40周年記念ロゴも2025年4月3日
-
横浜ビジネスグランプリ2025で奨励賞受賞 YD-Plants2025年4月3日