【コラム・消費者の目】カーシェアリング体験2017年7月3日
カーシェアリングは、あらかじめ登録を行ったメンバー間で自動車を共同使用するシステムです。スイスが発祥の地と言われています。最近、このカーシェアリングをよく目にするようになりました。最寄り駅から職場へ歩いていると、10台ほどの規模のコインパーキングがいくつもあります。そのうちの2~3台分がカーシェアリング専用のステーションです。「カーシェアリング専用」という看板が立っているので一目でそれと分かります。
◆ ◇
自動車税、保険料、車検代に加えて、都内では駐車場代を払うのは大変ですし、公共交通機関があればマイカーを持つ必要はないかもしれません。しかし、急に具合が悪くなった家族を病院に連れていく時、重い荷物を運ぶ時など、ちょっと自動車を使いたい時に使った時間分の利用料金を払うことで、マイカー感覚で利用することができるのは魅力です。
◆ ◇
私も早速使ってみました。インターネットで予約を入れ、時間になったらステーションに行って、予約した車を探します。登録カードを車の窓にかざすとドアのロックが開き、乗り込むと音声が次にやるべきことを説明してくれます。鍵を取り出し、エンジンをかけ、駐車券を入れて無事に駐車場から出ることができました。音声の指示に従って操作すれば何の問題もありませんでした。
◆ ◇
カーシェアリングは、30年ほど前に日本でも営業がスタートしましたが、長らく普及しませんでした。しかし、ICカードの技術やインターネットの普及で多くの拠点を無人管理できるようになり、また駐車スペースが比較的確保しやすくなったことも追い風になっています。アイデアとテクノロジーが上手くかみ合ったことで今後、一段と普及するような予感がします。
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日