【花ちゃん・消費者の目】東京の雪とタイヤ2019年3月5日
今年の2月上旬は記録的な寒波が南下したおかげで、首都圏でも雪が降りました。年に1度か2度雪が降れば「今年は雪が多かったな」と思うほどですから、雪に対する備えはほとんど無いに等しい方が多いと思います。私はというと靴底に滑り止めの金具がついたスノーブーツを持っているだけで、自家用車のタイヤは冬でもノーマルタイヤですし、チェーンも持っていません。私の周囲の人たちも皆、似たり寄ったりの状況です。
◇ ◇
首都圏の公共の交通機関も極めて雪には弱いため、過去に何度か積雪によって大混乱したことがあります。豪雪地帯に住む方にすれば大した量ではないのでしょうが、首都圏で雪が10センチも積もるとあちらこちらで車が立ち往生してしまいます。鉄道も遅延や運休することも珍しくはありません。年に1~2回降るかもしれない雪のためにスタッドレスタイヤに変えたり、除雪設備は維持したりできないからです。
◇ ◇
毎年、雪の予報が出るたびにスタッドレスタイヤを購入しておけば良かったと後悔するのですが、いざ雪が降っても道路の上だけはすぐに溶けてしまい、夏タイヤでも走れてしまうので、買わずに済んでいます。毎年悶々とするのも嫌なので、インターネットで検索してオールシーズンタイヤなるものがある事を知りました。性能比較表によると雪には夏タイヤより強く、雪のないときはスタッドレスタイヤよりも走りやすいようです。タイヤも年々進化しているのだと嬉しく感じました。
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