【花ちゃん・消費者の目】御朱印ブームに一言2019年6月4日
世の中は空前の御朱印ブームだそうです。神社や寺院にお参りした際、御朱印をいただくのが楽しみという方も多いと思います。御朱印は神社や寺院を参拝した際、その証として押印してもらえる印影のことです。寺社名・神仏名、参拝日や「奉拝」などの文字を墨で書いた上から印を押してくれることも多く、それも含めて御朱印と呼ばれています。
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パソコンや携帯がこれだけ普及した現代では、手書きの文字自体が新鮮で、墨書の黒と印章の朱のコントラストは、本当に美しいものです。御朱印は寺社の職員や僧侶、神職、氏子などが手書きして押印するので、唸るような達筆もあれば癖のある文字も混ざっていたりして、そのアナログ感が人気の秘密かもしれません。御朱印を集めるための御朱印帳も様々な柄のものが用意されており、自分の好きなものを選べるのも魅力の一つです。
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しかし、一方で御朱印集めがゲーム化しているという批判もあります。とある神社に参拝した時、初詣の時期でもないのに鳥居の外まで長蛇の列が出来ていました。訝しく思っていたところ、それは御朱印をもらうために並んでいる行列なのでした。私はその脇をすり抜けてお参りを済ませましたが、参拝が二の次になっていることに疑問を感じずにはいられませんでした。
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平成最後の日付や令和初日の日付の入った御朱印を求めて長蛇の列ができ、遅々として進まない行列にじれた人が、寺社の職員に暴言を吐いたり詰め寄ったりしたことをニュースで知りました。御朱印が争いの種になったのでは本末転倒です。ネット販売するなどもっての外。「神仏に対する信仰を持って」とは言いませんが、本来の意味に立ち返って節度のある楽しみ方をしたいものです。(花ちゃん)
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