【JCA週報】JCAシンポジウム報告「地方創生の新たな方向」2020年3月23日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 本田英一日本生協連代表理事会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、JCA研究レポートNo.10およびNo.11「令和元年度 JCAシンポジウム報告」です。
JCA研究レポート No.10・No.11
令和元年度JCAシンポジウム報告(前編、後編)
「地方創生の新たな方向-農村の現場から-」
都市・農村共生社会創造研究会 編
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が第2ステージを迎えようとするなか、本シンポジウムではいま一度地域づくりの「プロセス」に着目しました。地方創生の現場で起きている新しい動きや地域の実践者の声を拾い、地方創生への最新の道筋に迫ります。
◆No.10:第1部 動き始めた新しい担い手~その実態と課題~
解題 地方創生の新たな方向─農村の現場から─ 鳥取大学教授 筒井一伸
講演1・就村からなりわい就農へ─田園回帰時代の新規就農アプローチ 法政大学教授 図司直也
講演2・進化する「関係人口」 ローカルジャーナリスト 田中輝美
講演3・多様な「しごと」づくり 日本農業新聞 記者 尾原浩子
《キーワード》
●田園回帰に新潮流、若い世代のなりわい就農
●人口減少時代の新しい担い手「関係人口」
●農山村で増える多様な「しごと」が未来を創造
◆No.11:第2部 地方創生の新たな実践~新しい動きとそのプロセス~
解説・各報告の位置付け 弘前大学大学院准教授 平井太郎
実践報告1・RMOの新しい展開ー深見地区のその後-大分大学准教授 山浦陽一
実践報告2・なんかん育ちの魅力で地域をゲンキに JAにいがた南蒲広報戦略室課長 小師達也
読み解きトーク1・弘前大学大学院准教授 平井太郎/神戸大学大学院准教授 中塚雅也
読み解きトーク2・実践報告者と研究者による「各報告の深掘り」
講演・プロセス視点の地方創生への論点整理 明治大学教授 小田切徳美
《キーワード》
●委員会や戦略室という新しい組織の立ち上げ
●部会制からプロジェクト制への転換
●プロセスを中心とした地域づくり
《JCA研究レポート》
旧JC総研時代には「JC総研レポート」を年4回発行しておりました。
JCAでは、JCAに所属する研究員・客員研究員や、当機構が運営する各研究会が実施した、協同組合の理論や法制度、くらし・仕事・地域・農林水産業など、幅広いテーマにわたる調査・研究の成果をウェブ上にて「JCA研究レポート」として発信しております。
過去の号を含めて、JCAホームページにてご覧ください。
https://www.japan.coop/wp/publications/publication/report
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