在宅勤務で感動体験【消費者の目・花ちゃん】2020年10月9日
在宅勤務を始めて半年が経過しました。最初はなかなか仕事とプライベートのリズムがつかめずに、一日中パソコンの前に座りっぱなしでした。せっかくの機会だから何か始めてみようという気になり、水耕栽培をやってみることにしました。そこで、早速アマゾンで水耕栽培についてブロガーが書いた本を2冊取り寄せました。その方が駆け出しの素人には参考になると思ったからです。
新しいことを勉強するというのは楽しいものです。土耕栽培しかやったことがなかった私にとって、水耕栽培は未知の世界。本を1ページめくるたびに新しい発見があり、とても楽しい時間を過ごしています。必要な器具はネット通販で購入し、自宅に届けてもらいます。通販サイトには様々な水耕栽培ユニットや液体肥料がたくさん並んでおり、簡単に購入することができるのです。
こうした製品の製造元は海外のメーカーであることが多く、商品説明には日本語説明書付きと書いてあるのですぐにわかります。日本のメーカーも最近栽培ユニットの製造を始めていますが、室内用の小規模なものが多く、ベランダで使える少し大きめの商品はやはり輸入品が幅を利かせているようです。
土耕栽培に比べ、間近で野菜の成長を眺められる点では、水耕栽培は私の知的好奇心を満たしてくれます。例えば、料理に使った残りの長ネギの株元を水に差しておくと、すぐに発根し、芽も伸ばし始めます。食べ終えたパイナップルのヘタからも根が出て脇芽が伸びだしました。3年後には実がなるそうです。レタスは収穫したその場で調理できるので嫁さんの受けもよく、水耕栽培セットの置き場所確保に貢献しています。私にとって植物の生命力を感じられる感動体験です。
(花ちゃん)
本コラムの一覧は下記リンクからご覧いただけます。
【花ちゃん・消費者の目】
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(123) -改正食料・農業・農村基本法(9)-2024年12月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (40) 【防除学習帖】第279回2024年12月21日
-
農薬の正しい使い方(13)【今さら聞けない営農情報】第279回2024年12月21日
-
【2024年を振り返る】揺れた国の基 食と農を憂う(2)あってはならぬ 米騒動 JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年12月20日
-
【2025年本紙新年号】石破総理インタビュー 元日に掲載 「どうする? この国の進路」2024年12月20日
-
24年産米 11月相対取引価格 60kg2万3961円 前年同月比+57%2024年12月20日
-
鳥インフルエンザ 鹿児島県で今シーズン国内15例目2024年12月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「稼ぐ力」の本当の意味 「もうける」は後の方2024年12月20日
-
(415)年齢差の認識【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月20日
-
11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
-
鳥インフル 英サフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月20日
-
カレーパン販売個数でギネス世界記録に挑戦 協同組合ネット北海道2024年12月20日
-
【農協時論】農協の責務―組合員の声拾う事業運営をぜひ 元JA富里市常務理事 仲野隆三氏2024年12月20日
-
農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
-
「全農みんなの子ども料理教室」目黒区で開催 JA全農2024年12月20日
-
国際協同組合年目前 生協コラボInstagramキャンペーン開始 パルシステム神奈川2024年12月20日
-
「防災・災害に関する全国都道府県別意識調査2024」こくみん共済 coop〈全労済〉2024年12月20日
-
もったいないから生まれた「本鶏だし」発売から7か月で販売数2万8000パック突破 エスビー食品2024年12月20日
-
800m離れた場所の温度がわかる 中継機能搭載「ワイヤレス温度計」発売 シンワ測定2024年12月20日
-
「キユーピーパスタソース総選挙」1位は「あえるパスタソース たらこ」2024年12月20日