第2回協同組合の地域共生フォーラム(10/24)の報告【JCA週報】2020年11月16日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 本田英一日本生協連代表理事会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、「第2回協同組合の地域共生フォーラム(10/24)の報告」です。
第2回協同組合の地域共生フォーラム(10/24)の報告
10月24日(土)、「第2回協同組合の地域共生フォーラム」を"コロナ禍の地域共生社会と協同組合の可能性"をテーマに開催し、全国から約350名の皆様にご参加いただきました。
【第1部 基調講演】では、斉藤弥生教授(大阪大学大学院人間科学研究科)から、「協同組合らしいケアとコロナ禍における問題提起」と題する講演をいただきました。斉藤教授からは、「(コロナ禍を受けて)真の共助の姿をどう見せるか、これが協同組合の皆さんに期待することです」との協同組合の役割について触れられました。
斉藤弥生教授(大阪大学大学院人間科学研究科)の基調講演
【第2部 実践報告】では、組合員とともに風評と闘った南医療生活協同組合、国内第1号の新型コロナ患者を受け入れたJA厚生連の相模原協同病院から、コロナ禍における医療現場でどのようなことが起こり、それをどう克服したのかをご報告いただきました。
【第3部 現場報告】では、協同組合の現場から6名の方にコロナ禍で地域を支える取り組みを報告いただきました。
・報告(1):「体と心の免疫を整えるケアと地域づくりの拠点の取組み 島袋 俊子氏(ワーカーズコープふじみ野そらまめ地域福祉事業所 所長)
・報告(2):「コロナ禍での介護現場の取り組み」 松田 晃氏(社会福祉法人静岡厚生会 専務理事)
・報告(3):「コロナ対応と組合員活動・介護事業の実際」 林 佳史氏(兵庫南農業協同組合 福祉部 部長)
・報告(4):「生協から生まれた「島根のおたがいさま」活動」 野津 久美子氏(地域つながりセンター事務局長、生活協同組合しまね理事)
・報告(5):「コロナ禍における介護現場の実際」 齊藤 惠子氏(東京保健生活協同組合 介護事業部長)
・報告(6):「ショッピングモール型から専門小売店型の居場所づくり」 北田 恵子氏(NPO法人ワーカーズ・コレクティブうぃず 理事長)
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