国連「世界ユース白書」で協同組合の役割を評価【JCA週報】2020年12月21日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹 JA全中代表理事会長、副会長 本田英一 日本生協連代表理事会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、「国連「世界ユース白書」で協同組合の役割を評価」です。
国連「世界ユース白書」で協同組合の役割を評価
国連は、2020年の「世界ユース白書~若手社会的起業家と2030アジェンダ~」において、協同組合が若手の社会起業家を支える役割を評価しています。
白書では、まず社会的起業家について、若者の経済的自立と社会の発展が生み出すとし、そのうえで、「若者や女性といった社会的弱者に人間らしく働きがいのある仕事を提供する」、「組合員になることによって、生きるために必要な能力を構築し、社会における発言力を高めることができる」といった協同組合モデルの価値に触れています。
協同組合運動は、成功した民主的運動とされており、インフォーマルセクター(※JCA補足:発展途上国で多く見られる露天商、廃品回収人、自転車タクシーの運転手などを指す)での失業や雇用不安など若者が直面する課題を解決するうえで、協同組合から多くのことを学ぶことができるとしています。
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