【JCA週報】JCAブックレット「地域福祉における地域運営組織との連携」発行2022年4月25日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 土屋敏夫 日本生協連代表会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、JCAブックレット No.29 『地域福祉における地域運営組織との連携』を紹介します。
JCAブックレットNo.29 地域福祉における地域運営組織との連携
山浦 陽一 著 筒井 一伸 監修 定価750円+税 A5版/62ページ
地域運営組織(RMО)は、政府の第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、重要業績指標(KPI)のひとつとして、2024年までに組織数を7000に増やすという目標が掲げられ、設立が推進されています。このような政策を受け20年の総務省調査では、RMОの設立数は、全国802市町村で5783組織と大幅に増加しています。また、組織数の増加だけでなく、各RMОでは地域福祉、防災、教育、環境、産業など様々な活動が行われており、地域におけるRMОの存在感が増しています。
著者は、前著『地域運営組織の課題と模索』(JC総研ブックレット№20/2017年)において、RMОの設立や組織運営のノウハウを詳細に検討しました。しかし、設立数が増加の一途をたどる今、その次の段階として、RMОを核とした地域課題解決のあり方や手法を検討すべき時期にきています。
そこで本書では、全国的に高齢化が地域課題となるなか、社会福祉、なかでも高齢者向けの生活支援に取り組むRMОを取り上げ、RMОのポテンシャルを引き出すために、行政や社協はどのようにRMОに働きかけ、支援すればよいのか、関係機関の役割と支援のあり方を考えます。
購入先等は、JCAのウェブサイトをご覧ください。
https://www.japan.coop/wp/publication/11185
JCAは、「学ぶとつながるプラットフォーム」をめざしています。
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