【JCA週報】農村における農的な暮らし再出発 「農活」集団の形成とその役割(小林みずき)2022年10月17日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 土屋敏夫日本生協連代表会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
JCAでは、研究成果を広く発信することを目的に、農業書を中心に幅広いテーマを扱う「筑波書房ブックレット」の一環として、『JCA研究ブックレット』)シリーズを刊行しています。
今回は、JCA研究ブックレットNo.30「農村における農的な暮らし再出発 「農活」集団の形成とその役割」です。
農村における農的な暮らし再出発 「農活」集団の形成とその役割
小林みずき著 図司直也監修 定価750円+税 A5版/62ページ
農村における農家数は全国的に著しく減少しています。2015年農林業センサスによると、1農業集落あたりの非農家数は全体の92.5%を占め、農村地域に暮らしながらも農との接点が無い、もしくは少ない住民が増えているのです。農村地域において、農業を継続させるだけでなく、農地の保全や環境維持を進めるためには、そうした農村住民が「農」とのかかわりを深めることは欠かせない論点であるといえます。
しかし、近年注目を集める「農的な暮らし」は、都市住民の関心やニーズを起点としており、「"農村住民"の農的暮らし」については、その実態が十分に把握されていないのが現状です。
そこで本書では、農村社会において「農」を営みたいとする人々の取り組みを「農活」、農活を支える新たな集合体を「農活集団」と定義したうえで、長野県の3つの事例を通して、農村に居住する人々と農の関係性を明らかにし、農村住民の視点から、農業・農村の振興策を検討します。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日
-
「野菜ソムリエサミット」7月度「青果部門」最高金賞2品など発表 日本野菜ソムリエ協会2024年7月16日