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書店のセルフレジ【消費者の目・花ちゃん】2023年2月18日

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本をアマゾンで買うようになってから書店に足が向かなくなっていたのですが、運動も兼ねて久しぶりに近所の書店をのぞいてみました。アマゾンで本を買う時には、欲しい本を検索してその本を買うか、その本を検索した人はこんな本も見ていますというアマゾンの提案を検討するぐらいですが、実店舗に足を運ぶと、ふと目に留まった本が思いのほか面白くて買ってしまうという偶然の出合いがあります。

欲しいと思っていた本を見つけたのですが、せっかくここまで来たのだからと店内をぶらぶらしていると、当初欲しかった本とは全く違うジャンルの本が欲しくなりました。それらを手に取ってレジに向かうと、従来のレジカウンターがすべて閉まっていて、代わりにセルフレジで精算するようにとの張り紙がしてあったのです。いつの間に書店にもセルフレジが導入されたのでしょう。

セルフレジの様子を見ていると、支払いをセルフで行うだけではなく、ブックカバーを自分でかけるシステムになっていました。スーパーのセルフレジは慣れているのですが、書店のそれは初めてでしたし、ブックカバーに至っては、不器用な私にはハードルが高い気がしました。そこで、慌てて本2冊を元の棚に戻して、家に帰って最初に欲しかった本だけをアマゾンで注文するという何とも変なことになってしまいました。

数日後に別の書店をのぞいてみたところ、そこにもセルフレジが導入されていました。さっさと精算を済ませて、てきぱきとブックカバーをつけている人もいれば、不慣れでもたついている人もいます。

時代について行かなければと思いつつも、そのうちレジを通さなくても精算が終わっている時代が来るのではないかと密かに期待しています。

(花ちゃん)

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