日本はアジアの一員【原田 康・目明き千人】2023年9月2日
アジアは世界のどの様な位置にあるか。
北側はロシアのシベリア、東側は中近東からヨーロッパ、西側は太平洋を経てアメリカ、カナダ、南側はインド洋でその下はオセアニアでオーストラリアに囲まれている。
アジアの構成国は少し煩わしいが全部の国名を知る機会が少ないので念のため列挙した。
インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、韓国、中国、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオスの21カ国に 北朝鮮、台湾、香港、マカオである。
宗教は日本では幸いなことに日常の生活に直接宗教が絡んだゴタゴタは起きていないがこの様な国は例外である。アジアの各国は仏教,キリスト教(カソリック、プロタンテスト)、イスラム教、ヒンドゥー教等が日常の生活や社会の活動に直接影響を与えている。国政選挙にも民族、宗教の影響がある。
世界各国の経済力をGDPで見ると、世界第1位が米国、2位中国、3位日本、5位インド、12位韓国、17位インドネシア、21位台湾、28位タイ、34位マレーシア、37位シンガポール、38位フィリピン、39位ベトナムで上位40ヵ国の内アジアが11カ国を占めている。
日本がアジアの一員として仲良くやっていくためにはいくつかの問題がある。最も大きいのが1940年代の第二次世界大戦を起こした国としてアジアの各国に大きな損害をもたらしたことを忘れてはならない。
1945年の敗戦後の政治・経済の混乱、1970年~80年代の経済の高度成長期に上手に乗って経済力をつけた。
1970~80年代の日本の各分野、自動車、電機、製造業、農業、卸売業、小売業、の各企業が必死の努力をして日本の経済力が世界で認められるようになった。同じような状態にあるアジアの各国の参考となろう。
現在はAIの時代となった。このような技術は長い歴史の中で初めての登場だ。AIの技術を生活が豊かになるための道具として使いこなし、間違っても人間がAIに使われてはならない。
(原田 康)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日