人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー石原バイオ:ランマンフロアブルSP
日本曹達 231012 PC
日本曹達 231012 SP

見事な愛犬の旅立ち【消費者の目・花ちゃん】2023年9月9日

一覧へ

「めい」は自動車に乗るのが好きな犬でした。窓から少し顔を出して風を受け、においを楽しんでいるようでした。初夏の田んぼの側道はお気に入りのドライブコースでした。窓の開け方を覚えて冬でもお構いなしに開けるので、冬は防寒着を着込んで運転しなければなりませんでした。しかし、齢を重ねるごとに足腰が弱ってきて、窓から顔を出すことも少なくなり、運転席と助手席の間のスペースが彼女の指定席になりました。

最初に異変に気が付いたのは、5月に一泊二日のドライブ旅行に出かけた時のことでした。旅先でもご飯を食べず、帰ってからもずっと寝ていたので心配しました。しかし、2日も経つとまた元に戻りましたので、8月に予定していた甲府の桃狩りは様子を見ながらということになりました。

めいが食事を全く食べなくなったのは桃狩りの4、5日前でした。加えて呼吸が荒らく動悸も早くなっていました。動物病院に連れて行くと、「加齢で心臓弁膜が緩んで血液が逆流し、身体に十分な酸素が行き渡らなくなっている。病院で預かってもいいが家族でゆっくりした時間を過ごしてはどうか。」と勧められました。私たち夫婦はめいとのお別れの時間が近づいていることを薄々感じていましたが、獣医さんの言葉で確信しました。

ご飯を食べなくなったら1、2週間で命は尽きるのだそうです。かろうじて飲んでいた水も次第に飲まなくなりました。私たち夫婦は交代でめいに付き添いました。週末には娘一家も駆けつけ、お別れを待っていたかのように、その夜めいは息を引き取りました。立派な最期でした。不思議にロスをそれほど感じなくて済んだのは、めいが老いや旅立つ過程を見せてくれたからだろうと思います。

(花ちゃん)

重要な記事

20241118 トウキョウX SPSP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る