【JA人事】JA甲府市(山梨県)2013年5月9日
甲府市農業協同組合(JA甲府市、山梨県)は4月26日、第16回通常総代会を開き、役員の改選を行った。前監事の長田学氏が新たに組合長に選任された(主な役員のみ掲載、敬称略。すべて常用漢字で表記)。
▽代表理事組合長 長田学(=写真右)
▽代表理事専務 大間勲
▽代表理事常務 萩原爲仁
▽筆頭理事 花形満寛
▽理事 遠藤茂喜(再任)
▽理事 藤村昇一
▽理事 向井公雄(再任)
▽理事 石原豊
▽理事 日野原高義
▽理事 早川建夫
▽理事 辻正巳(再任)
▽理事 輿石宣豊(再任)
▽理事 細川義雄
▽理事 望月典雄
▽理事 宮川俊一
▽理事 正治憲美(再任)
▽理事 櫻井昌信
▽理事 那口はつき
▽理事 保坂俊美
▽代表監事 深沢東
▽常勤監事 窪田英之
▽監事 塚田正一(再任)
▽監事 近藤紀夫
▽監事 功刀正彦
▽監事 望月忠夫
▽員外監事 古屋俊仁(再任)
【新組合長略歴】
おさだ・まなぶ
昭和18年6月17日生まれ、37年3月山梨県立農林高等学校卒、同年4月甲府市役所、平成15年4月山梨県地場産業センター、17年4月甲府市自治連合会事務局、22年4月JA甲府市監事
【組合長就任にあたって】
地域の声・目標達成へ向けての議論・実行
のサイクルめざす
この度、組合長に就任いたしました長田です。よろしくお願い申し上げます。
私の農業協同組合に対する想いは、組合員が今、何を求め考えているか、そこに視点を合わせ、農協の運営と経営を行い組合員から「頼られる農協」「必要とされる農協」になることであります。
具体的に申し上げますと、第一に農協の運営で有りますが、大規模生産者には市場の販促・資機材・肥料の有利な購入等を開拓し安心できる営農の支援、小規模耕作者には直売所の充実活性化を図り、現金収入を得る場所を提供することであります。併せて近隣消費者への安全・安心の農産物を供給し、正に地産地消の食の環境を構築することを考えます。
第二に経営面でありますが、組織の目標を達成するためには経営基盤の強化は必須であります。JA甲府市においても組合員の減少の影響もあり、事業量及び利益率は減少傾向が続いいております。組合員へのより重厚なサービスを行うには、財源確保と役職員の質の向上は待ったなしの課題であります。従いまして役職員の教育はもとより、個人貯金等の信用事業・助け合いの理念で行っている共済事業(建物・生命・損害保険)等を推進し、更に収益性の高い事業の開拓も行っていかなければなりません。
この様な運営と経営は両輪一体として進めるため、組合員の多様な意見を聞き、理事会で活発な議論を行い、役職員の行動により実行するという「地域の声・目標達成へ向けての議論・実行」のサイクルで行うことであります。
このサイクルを目指す中で本年度、女性理事2名が登用され女性の目線と女性のパワーの参画が出来たことは、JAにとり誠に有意義なことであり、私も大いに期待しているところであります。
以上述べたことを旨とし、JA甲府市の協同の成果を実現するため責務を全うすべく努力しますので、組合員皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
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