耕種農業の司令塔・耕種総合対策部 JA全農が機構改革2017年2月15日
JA全農は2月7日に、4月1日付の機構改革の一部と部次長級人事異動を公表した(既報)が、2月14日の経営管理委員会後、改めて、4月からの機構改革について公表した。
新たに公表された機構改革は、
▽園芸総合対策部を「園芸部」(ともに第2順位)に改称する。これは、「総合対策」という表記については、耕種および畜産事業で関係部門を横断的に連携させる部署(例:畜産総合対策部)に使用することで統一するためだ。
▽畜産生産部大阪畜産生産事業所を「神戸畜産生産事業所」(ともに第3順位)に改称する。これは神戸市内に設置している「大阪畜産生産事業所」の名称を、他の畜産生産事業所と同様に所在地と同一とするため。
なお、2月7日に公表された新設の「輸出対策部」は、現在、各部門で行われている輸出対策をここに一体化させ、行政対応や輸出に関する企画立案・提案を行う。なお、実働部隊としては、子会社の全農インターナショナルがある。
また「耕種総合対策部」(営農販売企画部を改称)は、肥料農薬、生産資材部門だけではなく、米麦や園芸など耕種部門事業について横断的に司令塔的な役割を果たすことになる。なお、改称にあたっては、総合課が統括課に改称される。現在進めているモデル55JAの進捗などを統括する「事業化改革推進課」が新設され、輸出対策部の新設にともなって「輸出推進課」が廃止される。
(関連記事)
・JA全農 4月1日付 輸出対策部を新設 営農販売企画部を耕種総合対策部に改称(17.02.07)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日