【新組合長に聞く】JA鳥取いなば(鳥取県)清水組合長「スーパー閉店への早急対応とブランド発信に力」2023年7月12日
今年新たに就任したJAの組合長に、直面する課題や今後の抱負について聞く「新組合長に聞く」。4月26日に選任されたJA鳥取いなば(鳥取県)の清水雄作組合長に聞いた。
清水組合長は、4月の総代会で、同JAの子会社で、県東部に展開するスーパー「トスク」の全店舗を閉店することになったことへの対応を喫緊課題として挙げた。「生活店舗事業ということに加えて、信用事業や共済事業をどうしていくかという再構築という意味合いもある大きな課題であり、早く一定の方向性を見出して組合員の不安の解消に努めたい」と語った。
清水雄作 代表理事組合長
農業振興に関しては、GI(地理的表示保護制度)を取得している「鳥取・ふくべ砂丘らっきょう」「こおげ花御所柿」といった特産品などを通して「いなばブランドの発信にさらに力を入れたい」と述べ、特産の梨や柿のリレー出荷などをさらに進めたいと抱負を語った。
また、米についても、令和4年産の鳥取県産米「星空舞」が食味ランキングで最高位の「特A」を取得したことを機に、「普及に向けて弾みがついたのでこちらにも力を入れていきたい」と述べ、品質の高い米づくりへの意欲を示した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日