40年ぶりの新規支店 農林中金千葉支店がオープン2013年2月13日
農林中央金庫は2月12日、JAバンク千葉信連事務センター5階に千葉支店をオープンした。新規の支店開設は、昭和47年の那覇支店以来40年ぶり。
開所式に出席した農林中央金庫の河野良雄理事長は、40年ぶりとなる新規出店について「12月に90周年という節目となる年に、大きな歴史の1ページを刻むことができた」と感謝の意を述べるとともに、「農林中央金庫が県域の方々と共に仕事をするための拠点ができた。当庫と千葉信連、JAとを強固に結びつけ、ともに千葉県内の信用事業を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。
来賓としてJAバンク千葉信連の野宮紀昭経営管理委員会会長は、「(東京に隣接する千葉に新規支店を開設したのは)千葉の地域性や将来性を評価して頂いたのだと思う。今後は、同じ協同組合組織としてともに、組合員だけでなく、広く地域住民や自治体などにも金融サービスを提供していきたい」とあいさつ。JA千葉中央会の林茂壽会長も「県内のJAバンク支店をあげて、信用事業の安心安全体制の確立に向けて業務を遂行してきたい」と祝辞を述べた。
農林中央金庫千葉支店の職員は21人。農業関連の貸し出し業務を中心に、金庫本店で取り扱っている千葉県内の顧客を引き継ぐ予定。
(写真)
テープカットで支店開設を祝う。(左から)松崎良三・JAバンク千葉信連代表理事理事長、林会長、野宮会長、河野理事長、伊藤宏明・千葉支店支店長
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