JA千葉信連、農林中金が7月に統合2013年4月9日
農林中央金庫と千葉県信用農業協同組合連合会(JA千葉信連)は7月16日に統合すると発表した。
今回の統合は一部事業の譲渡。貯金・貸出業務などを農林中央金庫に譲渡する。
農林中央金庫は今回の締結に先立ち、2月に40年ぶりの新規支店となる千葉支店を開設。統合に向けて準備を進めてきた。
農林中金は3月22日の臨時総代会、JA千葉信連は同28日の臨時総会で、それぞれ一部譲渡の承認を得ており、これを受けて4月3日、両者は一部事業譲渡契約を締結した。
JA千葉信連は正会員29団体、准会員16団体で、出資金は679億円。貯金は1兆5397億円、貸出金は610億円(すべて平成24年9月末現在)。
JA千葉信連はこの統合によって、「県段階での組織の簡素化と効率的で健全な事業運営を確保し、組合員、利用者の期待と信頼にこたえるJAバンク千葉を実現する」としている。
(写真)
契約書を取り交わす野宮紀昭JA千葉信連経営管理委員会会長(左)と河野良雄農林中央金庫理事長
(関連記事)
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