経常利益1331億円 農林中金第1四半期決算2013年8月7日
農林中央金庫は8月6日、平成25年度第1四半期決算を発表した。
経常収益は前年度同期比で544億円増の3534億円、経常費用は同160億円増の2223億円となった。資金調達費用や事業管理費は前年同期比で減ったが、有価証券売却損が同166億円増となったことが経常費用の増加に影響した。
その結果、経常利益は1311億円、純利益は1013億円となった。
連結決算では同403億円増の経常利益1331億円、純利益は同175億円増の1027億円となった。
純資産は3月末比で2兆6212億円増の84兆1181億円となった。純資産は同3819億円減の5兆3852億円となった(いずれも連結)。
純資産の減少は、有価証券評価益が1兆370億円となったものの、米国が量的緩和策を終了させるとの見方から金利が上昇、国債や外国債券の含み益が減ったことなどが影響したため。ただ、24年3月末に比べれば評価益は2倍以上の水準となっている。
農林中央金庫は経常利益の年度目標を1000億円としており、今期の決算は新中期経営経営計画の初年度、第1回決算として「堅調に推移している」としている。
(関連記事)
・JA貯金、伸び率1.7% 農林中央金庫(2013.07.30)
・農林中金、JAバンク千葉信連と統合(2013.07.17)
・宮城で稲作営農再開支援 農林中金(2013.05.13)
・札幌市大通公園の花壇づくりに参加 農林中金(2013.05.07)
・食と地域のくらしに貢献 農林中金中期計画(2013.04.08)
重要な記事
最新の記事
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日
-
大規模植物工場でわさびの栽培技術開発を開始 海外市場向け生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月28日