経常利益1689億円 農林中金第3四半期決算2014年2月7日
農林中央金庫は2月7日、25年度第3四半期決算を発表した。
経常収益は前年同期比で477億円増の8390億円となった。このうち資金運用収益は同891億円増の6334億円となった。
一方、経常費用は333億円増の6793億円となった。このうち資金調達費用は134億円減の4279億円だった。
この結果、経常利益は同144億円増の1597億円となった。連結決算では同146億円増の1689億円となった。
資金運用収益は資産の積み増しのほか円安による円ベースでの利配の増加も要因となった。
有価証券等の評価損益は長期金利上昇の影響で国債、外国債券は評価損となったが、昨年末までの株価上昇を反映し株式で同281億円増、投資信託で同2590億円増となるなどで2334億円増の1兆5941億円となった。
総資産は昨年3月末より4兆9670億円増の86兆4638億円、純資産は同487増の5兆8159億円となった。
農林中央金庫は年度の経常利益目標を1000億円としているが、第3四半期決算で1689億円と順調に推移していることから目標に変更はないとしている。
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