「常に新たな挑戦を」 農林中金165人が入庫2014年4月2日
農林中央金庫は4月1日、今年度新たに入庫した職員への辞令交付式を行った。今年度は165人が入庫した。
交付式で河野良雄理事長は、大正12年(1923年)に前身の産業組合中央金庫が設立されてから昨年設立90周年を迎えるにいたるまでの歴史を紹介しながら、「活動の原点は、相互扶助を通じた共存共栄、公正な社会の実現をめざす協同組合精神にある。これはほかの金融機関とは根本的に異なる点だ」と、金庫の存在意義を強調した。
そのうえで、国内では金融緩和の継続や銀行間の金利競争の激化など厳しい経済・金融情勢が続いているなか、「金庫が系統の余裕金を運用し、その収益や機能を還元するという役割は変わらない」と述べ、その役割を果たすためにも「積極的に自己啓発などを行い、少数精鋭集団の一員として大いに研鑽を積んでほしい」と期待した。
また、誠実に行動すること、基本に忠実に仕事すること、自分の可能性を信じ新たに挑戦すること、広い視野をもつこと、といった金庫職員としての心構えを常に持つよう呼びかけ、「10年後の設立100周年の頃には、みなさんが中心になって活躍し、金庫を支えてほしい」と激励した。
(関連記事)
・小金井研修所を小平市に寄附 農林中央金庫(2014.03.28)
・鶏糞バイオマス発電を支援 農林中金(2014.03.27)
・農林水産業みらい基金を設立 農林中央金庫(2014.03.26)
・農機リース料助成、取扱農協を追加 農林中金(2014.03.20)
・豪雪対策ファンドを創設 農林中央金庫(2014.03.18)
重要な記事
最新の記事
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(2)今後を見据えた農協の取り組み 営農黒字化シフトへ2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(3)水田に土砂、生活困惑2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(4)自給運動は農協運動2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(1)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(2)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(3)2025年1月23日
-
元気な地域をみんなの力で 第70回JA全国女性大会2025年1月23日
-
鳥インフル 米アイオワ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
鳥インフル 英シュロップシャー州、クルイド州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
スーパー売り上げ、過去最高 野菜・米の価格影響 「米不足再来」への懸念も2025年1月23日
-
福島県産「あんぽ柿」都内レストランでオリジナルメニュー 24日から提供 JA全農福島2025年1月23日
-
主要病虫害に強い緑茶用新品種「かなえまる」標準作業手順書を公開 農研機構2025年1月23日
-
次世代シーケンサー用いた外来DNA検出法解析ツール「GenEditScan」公開 農研機構2025年1月23日
-
りんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」開催 長野県飯綱町2025年1月23日
-
ウエストランドが謎解きでパフェ完食 岡山の希少いちご「晴苺」発表会開催 岡山県2025年1月23日
-
「農業でカーボンニュートラル社会を実現する」ライブセミナー配信 矢野経済研究所2025年1月23日
-
【執行役員人事】南海化学(4月1日付)2025年1月23日
-
【人事異動】クボタ(2月1日付)2025年1月23日
-
種籾消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」新発売 サタケ2025年1月23日
-
油で揚げずサクッと軽い「お米でつくったかりんとあられ 抹茶」期間限定発売 亀田製菓2025年1月23日