農経連携のパイプ役に 農林中金がセミナー2014年4月16日
農林中央金庫は4月15日、東京都内で第3回アグリエコセミナーを開いた。農業法人や金庫の取引先を中心におよそ360人が参加した。
このセミナーは、農商工連携や6次産業化推進のため、農林中金が一次産業と一般企業・団体とのパイプ役となって異業種間との情報交換・交流の場を提供しようというもの。
農林中金の河野良雄理事長は、政府がは農林水産業・地域の活力創造プランを策定したが、これを実現するためにも「農業と経済界との連携が期待されている」と現状を紹介しながら、農林中金として「従来の枠組みを超えた連携を構築するため、可能な限り手助けしたい」と述べ、今セミナーの成果に期待を寄せた。
セミナーでは、NPO法人産学連携推進機構の妹尾堅一郎理事長が「次世代の農林水産イノベーションを考える」をテーマに、医福食農連携の基本コンセプトなどを講演。また、日本農業経営大学校の岸康彦校長が、開校して1年が経過した同校の経営理念、講義内容、これからの目標などを紹介した。
(写真)
あいさつする河野理事長
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