農経連携のパイプ役に 農林中金がセミナー2014年4月16日
農林中央金庫は4月15日、東京都内で第3回アグリエコセミナーを開いた。農業法人や金庫の取引先を中心におよそ360人が参加した。
このセミナーは、農商工連携や6次産業化推進のため、農林中金が一次産業と一般企業・団体とのパイプ役となって異業種間との情報交換・交流の場を提供しようというもの。
農林中金の河野良雄理事長は、政府がは農林水産業・地域の活力創造プランを策定したが、これを実現するためにも「農業と経済界との連携が期待されている」と現状を紹介しながら、農林中金として「従来の枠組みを超えた連携を構築するため、可能な限り手助けしたい」と述べ、今セミナーの成果に期待を寄せた。
セミナーでは、NPO法人産学連携推進機構の妹尾堅一郎理事長が「次世代の農林水産イノベーションを考える」をテーマに、医福食農連携の基本コンセプトなどを講演。また、日本農業経営大学校の岸康彦校長が、開校して1年が経過した同校の経営理念、講義内容、これからの目標などを紹介した。
(写真)
あいさつする河野理事長
(関連記事)
・「常に新たな挑戦を」 農林中金165人が入庫(2014.04.02)
・小金井研修所を小平市に寄附 農林中央金庫(2014.03.28)
・鶏糞バイオマス発電を支援 農林中金(2014.03.27)
・農林水産業みらい基金を設立 農林中央金庫(2014.03.26)
・農機リース料助成、取扱農協を追加 農林中金(2014.03.20)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日