JAそうまへ、被災農地の復旧支援 農林中金2014年4月24日
農林中央金庫は東日本大震災からの復興支援の一環で、JAそうま(福島)へ土壌改良剤散布専用機材(ライムソワー)の購入資金を助成した。
JAそうま管内で津波被害にあった農地では、いまだに復旧に向けた除塩作業、土壌改良剤の散布などを行っている。土壌改良剤としては、石灰(カルシウム)、苦土(マグネシウム)などを含む「転炉石灰」が有効とされているが、これは粒子が飛散しやすいため散布専用の機材が必要だった。
そこで農林中金は、23年に創設した「復興プログラム」を利用し、JAそうまへ専用機材の購入資金を提供。JAそうまは、専用機材5台を購入し散布作業を行う受託者などへ無償で貸与することにした。
4月23日にJAで行われた贈呈式では、農林中金の有田吉弘福島支店長があいさつし、「(農林中金では)被災した生産者の農地復旧にかかる費用負担を減らし、営農再開を支援しようと取り組んでいる。ぜひ、今回の助成を活用してほしい」と、一日も早い被災農地の復旧を願った。
(写真)
贈呈式のようす。(左から2番目)内藤一JAそうま組合長、(同3番目)有田支店長
(関連記事)
・JA貯金残高91兆5000億円に 農林中金(2014.04.23)
・農経連携のパイプ役に 農林中金がセミナー(2014.04.16)
・「常に新たな挑戦を」 農林中金165人が入庫(2014.04.02)
・小金井研修所を小平市に寄附 農林中央金庫(2014.03.28)
・鶏糞バイオマス発電を支援 農林中金(2014.03.27)
重要な記事
最新の記事
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(2)今後を見据えた農協の取り組み 営農黒字化シフトへ2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(3)水田に土砂、生活困惑2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(4)自給運動は農協運動2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(1)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(2)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(3)2025年1月23日
-
元気な地域をみんなの力で 第70回JA全国女性大会2025年1月23日
-
鳥インフル 米アイオワ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
鳥インフル 英シュロップシャー州、クルイド州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
スーパー売り上げ、過去最高 野菜・米の価格影響 「米不足再来」への懸念も2025年1月23日
-
福島県産「あんぽ柿」都内レストランでオリジナルメニュー 24日から提供 JA全農福島2025年1月23日
-
主要病虫害に強い緑茶用新品種「かなえまる」標準作業手順書を公開 農研機構2025年1月23日
-
次世代シーケンサー用いた外来DNA検出法解析ツール「GenEditScan」公開 農研機構2025年1月23日
-
りんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」開催 長野県飯綱町2025年1月23日
-
ウエストランドが謎解きでパフェ完食 岡山の希少いちご「晴苺」発表会開催 岡山県2025年1月23日
-
「農業でカーボンニュートラル社会を実現する」ライブセミナー配信 矢野経済研究所2025年1月23日
-
【執行役員人事】南海化学(4月1日付)2025年1月23日
-
【人事異動】クボタ(2月1日付)2025年1月23日
-
種籾消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」新発売 サタケ2025年1月23日
-
油で揚げずサクッと軽い「お米でつくったかりんとあられ 抹茶」期間限定発売 亀田製菓2025年1月23日