新たに7件の出資案件を決定 A-FIVE2014年5月13日
(株)農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)は5月12日、サブファンドによる6次産業化事業体への出資を新たに7件発表した。このうち2件は、JAグループが出資するJA6次化ファンドの第4、5号案件となる。今回の発表で、これまで出資した案件は計19件となった。
今回、出資が決まったのは次の通り(▽事業体の名称(所在地、サブファンドの主な出資主体))。
▽(株)ひこま豚(北海道茅部郡、北洋銀行)
▽(株)J-ACEひびき(埼玉県川越市、JAグループ)
▽(株)神明アグリイノベーション(東京都中央区、三井住友銀行)
▽日本ワイン農業研究所(株)(長野県東御市、八十二銀行)
▽(株)西粟倉・森の学校(岡山県英田郡、JAAグループ)
▽(株)いなほ農園(愛媛県八幡浜市、愛媛銀行)
▽西日本フレッシュフーズ(株)(熊本市、西日本シティ銀行)
◇
このうち、J-ACEひびき、西粟倉・森の学校が、JA6次化ファンドが出資する案件だ。
J-ACEひびきは、全農と(株)ひびきが共同出資して新たに設立する合弁会社で、国産豚・鶏の消費拡大をめざした外食店舗を全国展開する。
西粟倉・森の学校は林業者は、林業者の(株)トビムシ、住宅建築・販売会社のアイワホーム(株)、西粟倉村と村民を株主とする木材加工・販売会社だ。西粟倉村が産出する原木を使い、地域工務店などのニーズにあったきめ細かい製品の開発・供給を行い、森林所有者や林業者の所得向上をめざす。これまでの全19件の案件のなかで、初めての林業関連への出資となる。
(関連記事)
・豚・鶏の消費拡大めざす 全農が新たに外食店(2014.05.13)
・企業主導の農政改革 新浪氏がまた提案(2014.05.09)
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