539JAに栄誉 JA共済連優績組合表彰2014年5月16日
普及活動では31JAを表彰
JA共済連は5月15日、東京中央区の明治座で、平成25年度JA共済優績組合表彰を行った。JA共済大賞の3JAを始め、特別優績表彰23JAなど会長表彰がのべ539JA(実数では280JA)、それに普及方策において全国のJAの範となる顕著な成績をおさめた普及活動特別賞を含め、のべ570JA(実数は293JA)が表彰された。
◆地域に根差した活動で協同組合の価値高める
表彰式ではJA共済連の安田舜一郎・経営管理委員会会長が、長期共済と短期共済の統一目標である推進総合、新規契約の全国目標を超える実績を挙げたことを報告。「系統役職員が一丸となり、一人ひとりのニーズに即した推進活動を展開した結果」だと、各JAの労をねぎらった。
また同連は事業改革に取り組んでいるが、「改革の柱であるJAでのエリア戦略の実践によって地域密着型の“面の推進活動”をさらに推し進め、事業基盤の維持・拡大に取り組む一方で、連合会ではJA指導・サポート機能を強化していくため、県域を越えた機能集約等をおこない、経営の効率化に取り組む」と、決意を述べた。
また来賓のJA全中の萬歳章会長は「JA批判が高まっているが、JAは自主自立の組織。農業リスクを対象とする仕組みなど、JAは自ら事業改革に取り組んでいる。組織の行動力がいま求められている。地域に根差した活動で協同の価値を高めよう」と、激励した。
(写真)
539JAの優績表彰をおこなった表彰式
◆役職員一丸の推進活動が実績につながる
JA共済大賞の受賞はJAセレサ川崎(神奈川)、JA兵庫六甲(兵庫)、JAならけん(奈良)の3JA。
JAセレサ川崎の柴原裕組合長は「推進体制を見直し、職員が頑張った結果だ」、JA兵庫六甲の北畑親昭組合長は「組合員の声に応えながら役職員が一体となって取り組んだ」、JAならけんの中出篤伸理事長は「いま、どんな種をまくかが将来のJAの生き残りを左右する」と、それぞれ受賞のお礼と、決意を述べた。
(写真)
JA共済大賞を受けた3JAの代表。
(上から)柴原組合長、北畑組合長、中出理事長
(関連記事)
・【JA共済大賞に輝く3JAの取り組み】JAへの信頼を高め、いのちとくらしを守る(2014.05.15)
・大賞に3JA JA共済優績表彰大会盛大に(2014.05.15)
・交通安全教育DVD作成 JA共済連(2014.05.15)
・4年連続全国目標達成めざす JA共済連(2014.04.17)
・東海・北陸に業務センター新設 JA共済連(2014.04.09)
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日