新潟のワイン村構想へ出資 A-FIVE2014年6月24日
(株)農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)は6月23日、サブファンドによる6次産業化事業体への出資を新たに1件決めた。
今回出資を決めたのは、第四銀行(新潟市)、(株)欧州ぶどう栽培研究所、(有)角田山農園が設立した(株)にいがたワインビレッジ。
欧州ぶどう栽培研究所は20年にわたり「カーブドッチ」のブランドでワイナリー事業を展開している。にいがたワインビレッジは、これに加えて新開発するブランド、そのほかの周辺地域のワイナリーのワインの販売店のほか、角田山農園が供給するブドウ、花苗、ハーブなども利用したベジタブルカフェやガーデンショップを併設した新施設をつくり、地域一帯を一大ワイン産地へと成長させることをめざす。
これは、A-FIVEが出資する案件としては新潟県初の出資となる。第四銀行では、「新潟県の新たな6次産業化モデルになると期待している。ワイン用ブドウの生産拡大、耕作放棄地の活用、雇用などの地域活性化につながる」とコメントしている。
今回の出資で、A-FIVEが出資した事業体は計24となった。
(関連記事)
・6次化ファンド 大多和社長を再任(2014.06.24)
・新たに4件の事業体に出資 6次化ファンド(2014.06.03)
・新たに7件の出資案件を決定 A-FIVE(2014.05.13)
・企業主導の農政改革 新浪氏がまた提案(2014.05.09)
・JA6次化ファンド 福井・福岡で新たな出資(2014.04.16)
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