JA6次化ファンド 金沢の炊飯事業に出資2014年7月4日
農林中央金庫とJA共済連は7月4日、(株)農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)からの支援を受けた6次産業化事業体への新たな出資を1件発表した。JAグループが出資する6次化ファンドとしては第6号案件となる。
今回、投資先に決まったのは、米の販売・集荷などの卸業、炊飯加工・惣菜・弁当などの製造販売を行っている(株)米心石川(石川県金沢市)。
同社の炊飯事業拡大のための設備投資や、地元農畜産物を利用した弁当などの販売拠点整備のため、2億6000万円を出資する。同社は、すし飯に適した米品種を独自技術で炊飯加工し、オリジナルすし飯を開発し、量販店などへの販路拡大や、金沢駅やデパート地下に出店して直接販売を行う。これらの事業を通じて、石川県産米のブランド価値向上、消費拡大と生産者の所得向上をめざす。
(上イラストは、金沢駅中に出店予定の店舗イメージ)
(関連記事)
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