JA群馬信連、農林中金 10月に最終統合2014年7月4日
農林中央金庫とJA群馬信連は7月3日、全部事業譲渡契約書を締結した。10月に最終統合を行う予定。
両社は平成23年10月に一部事業譲渡方式で統合したが、今回この締結により最終統合する。事業・組織二段による合理化・効率化を行い、県域での組合員、利用者の期待と信頼に応える信用事業の実現をめざす。
今回の事業譲渡について、農林中金は5月22日の経営管理委員会で、JA群馬信連は6月27日の通常総会ですでに承認されており、10月14日に最終統合、10月31日に解散し11月以降の清算手続きを経て27年3月に清算結了する予定。
JA群馬信連は、17団体の会員を持ち、貯金は305億円、貸出金は7億円。群馬県下には15のJAがあり、組合員総数は約18万人、JA貯金額は1兆4360億円、JA貸出金は2688億円となっている(いずれも26年3月末現在)。
信連と農林中金が最終統合したのは全国では11県域目。そのほか、JAバンク千葉信連と一部事業譲渡による統合を行っている。
(写真)
最終統合の合意書を締結したJA群馬信連・大澤憲一会長(左)と、農林中金の河野良雄理事長
(関連記事)
・【農協改革】事業譲渡案に反論 農林中金(2014.05.27)
・経常利益、目標上回る1750億円 農林中金決算(2014.05.23)
・8月までに6県域が導入 JAバンクCS改善(2014.05.19)
・農中森力(もりぢから)基金を設立(2014.05.13)
・【コラム・ひとこと】農協改革にひとこと(2014.04.15)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日