2期連続の中間決算黒字 共栄火災海上保険2014年11月27日
共栄火災海上保険(株)は11月19日、平成27年3月期の上半期決算を発表した。2月の大雪の影響による自然災害支払の増加などがあり、収支残は前年同期比で減少したが、引き続き黒字となった。
保険会社の売上規模を示す元受正味保険料は、損害保険、自動車保険、火災保険などの増収により前年同期比で28億円(3.2%)増の918億円となった。正味収入保険料も同26億円(3.3%)増の826億円となった。
一方、正味支払保険金は、2月の大雪など自然災害の支払が増えたため、同24億円増えて527億円となり、正味損害率は同0.9ポイント上がり63.8%となった。
正味収入保険料から、正味支払保険金、正味事業費286億円を差し引いた収支残は13億円となり、前年同期に比べて減ったが、中間決算としては2期連続の黒字となった。
損害保険会社の収益力の指標となるコンバインド・レシオ(正味損害率と正味事業費率の合計)は、0.4ポイント上がり98.4%となった。
損益面では、資産運用損益が有価証券売却損益が減ったことなどで、同9億円減の28億円となり、経常損益は同66億円増の113億円、当期純損益は同68億円増の111億円となった。
損害保険会社の経営の安全性を示すソルベンシー・マージン比率は、同75ポイント増え安全性の指標となる200%を大きく上回り857%になった。
(関連記事)
・【決算】9年度ぶりに黒字 共栄火災海上保険(2014.05.22)
・6期ぶり黒字 共栄火災海上保険が中間決算(2013.11.26)
・地震・津波も補償 共栄火災「JA安心倶楽部」(2013.06.11)
・過去最高、純利益32億円 共栄火災海上保険(2013.05.29)
・IYC記念全国協議会を設立(2013.05.10)
重要な記事
最新の記事
-
多収米の契約栽培で供給増へ 主食用米全体の安定供給にも寄与 JA全農2025年3月6日
-
日本海側中心の大雪被害に早期の支払い JA共済連2025年3月6日
-
ニデック京都タワーに「北山杉」の木製品を寄贈 京都府森林組合連合会と農林中金大阪支店2025年3月6日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月6日
-
次世代の環境配慮型施設園芸の確立へ Carbon Xtract、九州電力、双日九州と実証事業開始 農研機構2025年3月6日
-
バイオスティミュラント新製品「ヒートインパクト」発売決定 ファイトクローム2025年3月6日
-
鳥インフル 米ワイオミング州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月6日
-
食用油の紙パックのリサイクルシステム構築 資源ごみとして静岡県裾野市で行政回収開始2025年3月6日
-
食品産業の複合展「FOOD展2025」10月開催 出展申込受付中2025年3月6日
-
果樹の新しい有機リン系殺虫剤「ダイアジノンMC」普及性試験を開始 日本化薬2025年3月6日
-
「オーガニック天平マルシェ」奈良・天平広場で開催 コープ自然派奈良2025年3月6日
-
野菜の機能性・健康効果に特化『野菜健康指導士』資格事業開始2025年3月6日
-
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」新機能リリース シンクロ・フード2025年3月6日
-
農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日
-
農業に特化した就転職オンラインイベント「就農会議」参加者募集 あぐりーん2025年3月6日
-
乳酸菌発酵の力で肉を変える「乳酸菌発酵液」食肉事業者へ販売開始 明治2025年3月6日
-
日本生協連「くらしと生協」春アイテム「sweetweb.jp」で華やかに登場2025年3月6日
-
体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」7日から営業2025年3月6日
-
完全電動農業ロボット「Adam」で欧州農業自動化、DXへ AG GROUPと提携 輝翠2025年3月6日
-
核のごみ問題を知る 専門家迎えオンラインイベント開催 パルシステム東京2025年3月6日