高齢者の交通事故・振り込め詐欺防止DVD寄贈2014年12月19日
JA共済連が全国の警察署に
JA共済連は、高齢者の交通事故防止と振り込め詐欺被害防犯対策をドラマ仕立てで分かりやすく解説したDVDを制作し、12月下旬から各都道府県本部を通じて約1万2000枚を全国の警察署やJAに順次寄贈していくことにしている。
このDVDは、交通事故の年間死亡者数4373名(平成25年)のうち65歳以上の高齢者が2303名と約53%と半数を超え、高齢者に対する交通安全啓発・対策が急務になっていること。また、振り込め詐欺被害も深刻で、今年10月末時点での被害総額が約294億円とすでに昨年の被害総額を超える状況になっている。
JA共済連では、こうした高齢者が「交通事故」や「振り込め詐欺被害」に巻き込まれる危険を「自分ごと」として捉え、その対応や防衛策を楽しみながら学べるようにと考え、このDVDを制作した。
DVDのタイトルは、「きずな物語」で、「交通安全編『作造さん、交通安全に目覚める』の巻」と「詐欺被害防止編『春子さん危機一髪』の巻」の2編で構成されている。
交通安全編では、見通しがよい平坦な道路でも重大な交通事故が発生する「田園型交通事故」の仕組みや、老化による体力や判断力・情報処理能力の低下など、高齢者特有の事故原因について分かりやすく解説している。
詐欺防止編では、巧妙化する振り込め詐欺の手口や、日常生活において注意すべき点、家族で話し合うべきポイントなどについて解説している。
なお、このDVDはJA共済連ホームページ「きずな町物語」でみることができる。
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