被災地福島へ初の6次化ファンド 農林中金等2015年3月3日
農林中金およびJA共済連は、JAグループをはじめとする系統団体と農林漁業成長産業化支援機構と共に設立した6次化ファンドを通じて、9件目の投資を決定したが、これは初の東日本大震災被災地福島県の案件だ。なお、農林中金は、併せて東日本大震災の農林水産業復興支援「復興支援プログラム」に基づく東北農林水産業応援ローンの融資を決定している。
ファンドからの出資を受けるのは、野菜苗の生産・販売を行うベルグアース(株)とJA全農が共同出資する6次産業化事業体「ベルグ福島株式会社」で、今回は、6次化ファンドから1億2500万円の資本と、東北農林水産業応援ローン2億円の借入金を調達する。
ベルグ福島(株)は、閉鎖型育苗施設や育苗用大型ハウスなどを建設し、ワクチン接種・接ぎ木技術を用いて、連作障害・病害虫対策効果のある野菜苗を生産し、野菜農家に供給する。
また、福島県を拠点に東日本に野菜苗を供給することで、野菜生産農家の生産性や所得向上に貢献する。さらに福島県川俣町で野菜苗を生産し、圏内に約100名の雇用創出を計画するなど、被災地の復興支援および地域活性化を図っていく。
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