平成27年度の給付還元率を決定 JA全国共済会2015年3月6日
一般社団法人全国農林漁業団体共済会(JA全国共済会)は、3月6日に臨時評議会および理事会を開催し、平成27年度の給付還元率を決めた。
平成27年度の給付還元率は、「制度」は0.95%(前年度比▲0.05%、上期確定。・下期予定)。「施設」は0.85%(同▲0.10%、上期確定・下期予定)。
27年度の事業計画の骨子は、退職金共済契約の促進として、「制度」においては新たな契約口数160万口および管理設計利用率85%の実現に取り組むことにしている。
また、資産の効率運用と安定的な還元力の確保のために、債券主体の10年ラダー型ポートフォリオを基本とした運用を実施し、長期金利の平均的運用利回りの実現を目指すことなどをあげている。
26年度(1月末基準)の総資産額は5506億円(前年同期は、5520億円)、JA加入率は94.3%。「制度」・「施設」100%加入実現県28県。「制度」100%加入実現県13県(前年より1県増)。「制度」+「施設」100%加入実現県7県。退職給付金支給額じゃ253億円(退職者7026人)となっている。
(関連記事)
・【決算】総資産額、過去最高に JA全国共済会(2014.06.06)
・26年度還元利率「制度」1% 全国共済会(2014.03.07)
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