甲子信用組合解散へ 92年の歴史に幕2016年6月28日
大正13年、当時の産業組合中央金庫の役職員によって設立された甲子信用組合の解散が決まった。6月27日の同組合総代会で正式に承認された。解散時期は未定。
甲子信用組合は農林中央金庫の前身である産業協同組合中央金庫の役職員が中心となって、関東大震災後の役職員の住宅復旧資金の供給を主事業とする「保証責任甲子信用購買利用組合」としてスタート。昭和25年に「甲子信用組合」に改組された。
これまで組合員である農林中央金庫の役職員の福利厚生の充実に取り組んできたが、近年、住宅ローンなどの利用率が低下し、「役割を終えた」として解散を決めた。
今後解散に向けた手続きを進め、その進捗状況をみながら解散時期を判断する。現在、組合員は3562名で出資金は6600万円。預金積金は217億6800万円で貸出金は78億9400万円。
同組合は「財務内容は健全であり、十分な内部保留を有している」と説明。預金は今後、口座の解約手続きを進め、順次払い戻しとなる。また貸出金は、希望に応じて他の金融機関に引き継ぐ。出資金は残余財産の分配と併せて払い戻す。
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