調理「ほぼ毎日」女性77% 日本公庫調査2016年9月27日
日本政策金融公庫(日本公庫)農林水産事業は7月に行った「平成28年度上半期消費者動向調査」で、「調理すること」への関心度などをまとめた。
日常生活で調理することへの関心度について「関心がある」人は6割あった。男性では約5割、女性は約7割だった。
調理の頻度では48.2%の人が「ほぼ毎日」と答え、特に女性は76.8%と高かった。しかし男性は19.6%で、家庭内では女性が調理を担っていることが多いことが分かった。
なお、基本的に調理をしないと答えた人は全体で19.5%で、特に男性では34.1%だった。
先ほどの問いで「基本的に調理をしない」以外の人に、調理についての考え方を尋ねた結果、できるだけ簡単にしたいと答えた人が34.8%、おいしいものを作りたいと答えた人が29.4%だった。
男女間の差では、女性はなるべく手作りしたい、栄養バランスのとれたものにしたいといった回答が男性よりも多いことがわかった。
調理向上のために取り組んでいることは、料理本やインターネットを参考にするが50.8%で最多だった。なお、家族から教えてもらう、は2番目に多い回答だったが27.9%にとどまった。
調理時間について、減らす必要はないと考えている人が46.9%、減らしたいが39.1%だった。
減らしたいと答えた人に、時間短縮のために行っている方法を尋ねたところ、あらかじめ献立を決め、事前に準備をすると答えた人が54.7%、市販の惣菜やレトルトなどの利用は、それぞれ約10%で、これらも使いながらうまく調理時間を短縮したい意向があるのではと指摘している。
調理をしない人の中で、今後の調理について前向きを捉えていたのは20代だった。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日