米田和史さん最優秀賞(熊本) 全国フロントマン選抜技術競技会2016年11月15日
JA共済自動車指定工場協力会は11月11日と12日、千葉県千葉市のJA共済幕張研修センターで、「第41回全国フロントマン選抜技術競技会」を開催。各都道府県の選抜競技会で優秀な成績を修めた22人のフロントマンが参加し、最優秀賞1名のほか、優秀賞3名、敢闘賞3名の計7名が表彰された。
競技会に先立ち、同協力会の本島直幸会長はあいさつで、協力会が「農家・組合員の方に『正確な仕事をしている』という評価を得て今日まで続いている」と話し、様々な新素材の自動車への投入などに対応する技術力の強化など、現在の状況を踏まえた対応をしていくことの必要性を述べた。
競技では損傷個所が異なる「フロント損傷車」「リア損傷車」の2台の事故車両を、1台それぞれ110分間の制限時間内で、損傷個所のチェック、パーツ交換の必要性、工賃選定などを見極め、損害修理見積書を作成する。この見積書を5人の審査員が評価した。
受賞者は次の通り。
【最優秀賞】
▽熊本県・米田和史(こめだかずふみ)(株)清田自動車
【優秀賞】
▽鳥取県・入江頼孝(いりえよりたか)岩世自動車工業(有)
▽山口県・藤野幸生(ふじのさちお)長門自動車工業(有)
▽長崎県・岸健太郎(きしけんたろう)(株)岸自動車鈑金
【敢闘賞】
▽山形県・加藤貴洋(かとうたかひろ)戸沢自動車
▽山梨県・山本裕也(やまもとゆうや)(有)望月自動車工業
▽福岡県・豊永寛二(とよながかんじ)西南自動車工業(株)
JA共済自動車指定工場協力会はJAとJA共済連が優秀な技術を持つ自動車整備工場を会員に組織したもので、現在全国1700の指定工場が加盟している。同競技会は「安心して任せられ」「優良かつ迅速な修理」を行う事を目的に昭和49年から毎年開催されている。
フロントマンは、指定工場の代表者として、ドライバーの相談や苦情の窓口、工場内での作業指示者、作業工程管理者の役割を担っている。
(写真)最優秀賞を受賞した米田さん(右)と本島会長、優秀賞を受賞した左から岸さん、入江さん、藤野さん、敢闘賞を受賞した加藤さん、山本さん、豊永さん、見積競技中の様子
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