食べて復興 東北キッチンat早稲田 JA共済寄附講座2016年11月21日
JA共済連が早稲田大学に提供する寄附講座「東北復興のまちづくり~農からの地域創生~」を受講した生徒らによる「食」が起点の東北復興支援イベント「東北キッチンat早稲田」が11月18日から25日まで、同大学周辺商店街の飲食店で行われる。18日のオープニングイベントでは、学生たちによる報告会が行われた。
JA共済連経営企画部部長の早水徹氏は開会のあいさつで「JA共済連は使命のひとつとして、『豊かで暮らしやすい地域づくり』を掲げており、本講座の取り組みはその趣旨にかなうものです。学生達が行ったフィールドワークにおいては、地域の生産者の方々にあたたかく迎えていただき、また、早稲田の商店街の方々にも多大なご尽力をいただいたうえで、今日が実現いたしました」と感謝の意を述べた。
寄付講座では学生がチームにわかれ、岩手県の陸前高田市、久慈市、宮城県の気仙沼市、福島県のいわき市、会津若松市の5地域に向かい、被災状況や現状の確認、生産者や行政、JAへヒアリングした。さらに東北キッチン実施を見据え、特産品調達の準備などを行ってきた。
イベントでは講座受講生代表がそれぞれの地域の報告を行った。
期間中は早稲田大学周辺商店街の8店舗の飲食店が協力し、東北の食材13点を使って、合計23種類のメニューを提供する。
同講座は、2012年の開講以来、これまで約200名の早大生が受講している。受講後は、地元で自治体まちづくりに貢献しているメンバーも輩出されている。
(写真)受講生代表ら、挨拶をする早水部長、プレゼンを行う学生
重要な記事
最新の記事
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(2)2025年1月9日
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(3)2025年1月9日
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(4)2025年1月9日
-
【震災から1年・能登復旧遅れ】倒壊家屋なお 地域喪失 他人事でなく(1) ジャーナリスト・青木理氏2025年1月8日
-
震災から1年 能登復旧遅れ 倒壊家屋なお 地域喪失 他人事でなく(2) ジャーナリスト・青木理氏【2025国際協同組合年 どうする・この国の進路】2025年1月8日
-
330万羽が殺処分対象 鳥インフルエンザ 衛生管理徹底を2025年1月8日
-
農政 大転換の年へ 江藤農相2025年1月8日
-
「協同組合基本法」制定めざしシンポジウム 1月28日 JCA2025年1月8日
-
価格転嫁拒否は「違法」 公取委が日本郵便を指導 運転手の待遇改善、物流維持に不可欠2025年1月8日
-
おもしろうてやがて悲しき「楽しい日本」【小松泰信・地方の眼力】2025年1月8日
-
米を民間輸入 卸「関税払ってもペイする」 背景に深刻な不足感2025年1月8日
-
年頭あいさつ2025 各団体まとめ2025年1月8日
-
鳥インフル 米カンザス州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月8日
-
売り切れ必至の人気商品「"のむ"りんご」 JAタウン「おらほの逸品館」で販売開始 JA全農あきた2025年1月8日
-
農林中金 農業経営の情報プラットフォーム「AgriweB」を子会社2025年1月8日
-
適正な価格形成に向け消費者に情報発信 全農賀詞交換会2025年1月8日
-
栃木米アンバサダー U字工事が登場「とちぎの星」PRイベント開催 JA全農とちぎ2025年1月8日
-
「冬土用未の日」で新たなマーケット創出へ 企業・団体と連携 JA熊本経済連2025年1月8日
-
100周年記念キャンペーンを開催 井関農機2025年1月8日
-
食料自給率向上へ 新ブランド『和小麦』立ち上げ Pasco2025年1月8日