受入共済掛金18%増 JA共済上半期業績2016年12月12日
JA共済連は、28年度上半期(28年4月1日~9月30日)の業績をまとめた。
受入共済掛金は、生命総合共済一時払掛金や建物更生共済の振替払掛金が増加したことなどから、前年度上半期に比べ5657億円増加し、3兆7103億円(前年同期比118.0%)となった。
また、支払共済金は、建物更生共済の事故共済金が増加したことなどから、前年同期比551億円増加の1兆8917億円(同103.0%)となった。
生命総合共済の新契約高は、件数が80万6000件(同91.5%)、保障共済金額が3兆6105億円(同86.9%)となった。契約者から共済金受入額は、前述のように一時払掛金が増加したことから、同1374億円増の8514億円(同119.2%)となった。
建物更生共済の新契約高は、件数が62万8000件(同127.2%)、保障共済金額が6兆8689億円(同109.7%)となった。契約者からの共済掛金受入額は前述のように振替払掛金が増加したことから同821億円増の2990億円(同137.9%)となった。
なお、正味財産運用益(財産運用収益―財産運用費用)は、前年同期に比べ207億円減の5052億円となった。経常利益は同1276億円減の1345億円(同51.3%)となっている。総資産は前年度末より1兆3140億円増の57兆1515億円(前年度末比102.4%)に、うち運用資産は前年度末より1兆3634億円増の54兆9868億円(同102.5%)となった。
基礎利益は、熊本地震の発生による支払共済金の増加に伴う危険収支の悪化等により、前年度上半期より1529億円減の2038億円となっている。
また、支払余力(ソルベンシー・マージン)比率は、再保険担保額の増加により巨大災害リスクが減少し、前年度末より53.0ポイント増の850.7%となった。
重要な記事
最新の記事
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日
-
「JAサイネージ」 JA本店や金融店舗の情報発信にも利用拡大 あぐラボ2024年7月18日
-
【人事異動】JA全国共済会 新会長に坂本富雄JA埼玉県中央会会長(7月18日)2024年7月18日
-
スマホでより便利に「石川県Aコープ(ジャコム石川)アプリ」提供開始2024年7月18日
-
TOWING「宙炭」活用 根域制限栽培によるシャインマスカット栽培実証開始 日本農業2024年7月18日
-
バイトアプリで1万人採用 農中提携の農業人材サービス 労働力確保に寄与2024年7月18日
-
全国7000名以上の生産者の声を反映 生産コスト低減へ JAグループ宮城 共同購入コンバイン出荷式 JA全農2024年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 全県で多発のおそれ 秋田県2024年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年7月18日
-
【注意報】野菜、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 過去10年最多の昨年を上回る誘殺 千葉県2024年7月18日
-
【注意報】ネギにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 千葉県2024年7月18日
-
【注意報】果樹全般に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年7月18日
-
農業用ドローン専用カスタマーサポート 繁忙期で対応拡大 ナイルワークス2024年7月18日
-
食物繊維が豊富なもち麦2種の品種登録 成果を紹介 生研支援センター2024年7月18日
-
AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」エントリー&ハイエンドモデル同時リリース2024年7月18日