JAアクセラレーター開始 農林中金2018年12月13日
農林中央金庫は、12月12日からオープンイノベーションの取り組みを推進するためのプログラム「JAアクセラレーター」を開始する。
「食と農とくらしのイノベーション」をキーワードに、JAグループで展開する幅広い事業を対象に、フィンテック(金融+技術)のみならず、アグテック(農業+技術)、フードテック(食品+技術)、ライフテック(生活+技術)などにかかわるビジネスプランを募集する。
それぞれのテーマに応じて、JAグループの強み(店舗をはじめとする各種インフラ、顧客ネットワークなど)も活用し事業化をめざす。また農林中央金庫の各部門や専門家による各種の支援を受けることで、事業を加速度的に成長させることが可能となる。このプログラムは、大企業とスタートアップ企業との事業共創支援を専門に行う(株)ゼロワンブースターと共同で企画・運営する。ビジネスプランの応募方法、詳細はJAアクセラレーター 食と農とくらしのイノベーションで。
(注)「オープンイノベーション」とは、自社だけでなく他社や大学、地方自治体、社会起業家など異業種、異分野が持つ技術やアイデア、サービス、ノウハウ、データ、知識などを組み合わせ、革新的なビジネスモデル、研究成果、製品開発、サービス開発、組織改革、行政改革、地域活性化、ソーシャルイノベーション等につなげるイノベーションの方法論のこと。「アクセラレーター」とは起業家や創業直後の企業に対し、事業を成長させるための支援を行う組織のことを言う。
(関連記事)
・JA改革の到達点を確認 所得増大へ資金面でも支援 農業協同組合研究会(18.12.11)
・【人事異動】農林中金(1月1日付)(18.12.05)
・「農泊」認知度まだ低く 食と農林漁業に関する世論調査 内閣府(18.12.05)
・個人型確定拠出年金で業務提携 みずほ銀行と農林中金(18.11.30)
・JA支援に要員再配置 農林中金が次期中計で(18.11.29)
・経常利益 253億円減-農林中央金庫上半期決算(18.11.22)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日