日本公庫の協調融資3万件超2019年5月29日
2018年度は前年度比約3割増
日本政策金融公庫(日本公庫)は、民間金融機関を補完して、創業や事業再生、農林漁業などの成長戦略分野を中心に民間金融機関との協調融資を行っている。
2018年度の協調融資実績は3万768件(前年度比133%)、1兆2929億円(同172%)と前年を大きく上回った。
同公庫の業態別の協調融資実績(2018年4月?19年3月)を見ると、都市銀行が2177件(2656億円)、地方銀行が9470件(5674億円)、第二地方銀行が4083件(1572億円)、信用金庫が1万2608件(2716億円)、信用組合が2112件(329億円)、その他が818件(835億円)となっている。
また、協調融資商品の創設実績については、2019年3月末時点で、地銀や信用金庫などの266機関と366の協調融資商品を創設している。18年度は、創業や事業再生、事業承継、農業、ソーシャルビジネスなどのさまざまな分野において、全国各地のさまざまな業態の民間金融機関と協調融資商品を創設している。
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